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湘南ビーチFMが土曜日のサンセットタイムにお届けします


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【2016年4月23日(土曜日) 「星を見上げる」】


最近、打合せをしていると、今はなかなか星を見上げる時間がない、そんな余裕はないですね。と言われることが何回かありました。

そうですよね。オトナになると毎日、忙しくてやることがたくさんあって、朝から晩までびっちりスケジュール。

私だって、毎日バッチリ星空を観察している日々ではないんですよ。

で、思い返してみるとそうか!ちょっとした時間が楽しかったんだ!と思いだしました。

たとえば毎日通勤していた会社員だったころ。

逗子に帰ってきて、駅の外に出たら、まず空を見上げました。

明るい電車の中、駅構内から出てきたばかりだと目が暗闇になれていないのでそれほど星を見ることはできないのです。人間の眼には眩しいときには縮んで、暗いところに行くと広がる、「虹彩」という筋肉があります。目の黒い部分。更にその中にもっと黒い部分がって、これを「瞳孔」といいます。瞳孔の大きさは虹彩の動きによって変わります。面白いので、鏡を見ながら電気を付けたり消したりしてみてください。

瞳孔の大きさがキュッと変わるのがわかりますよ。

これは、カメラでいうと絞りの部分ですね。

一眼レフのカメラを使ったことのある人はわかると思いますが、撮影をするときに明るい場所のときは光がたくさん入って入りすぎてしまうので、レンズの前の絞りを小さい穴にして、光の入る量を減らします。

逆に、暗い場所のときには、絞りを大きく開いてたくさん光が入るようにします。

人間の体はこれを、やってくれちゃうのですよ!スゴイでしょう!!

夜は暗い。当然のことですが、今の私たちの生活では暗いということがほとんどありません。

寝るまで、ないかもしれませんよね。

会社にいても、家に帰っても、街も明るいし、電車も中も。

その時、虹彩はぎゅっと縮まったまま、昼間の瞳孔と変わらない大きさで過ごしています。更に、下を向いてスマホなんかをいじっている。これでは、突然夜空を見上げても星は見えません。

虹彩が暗さになれるように瞳孔を開いていくのには時間がかかります。

これを「暗順応」といいますが、10分夜15分くらいかかるといわれています。

なのでふと思いついて、今日はチョット夜空でも見てみようと思って突然外に出て空を見上げてもほとんど星は見えない。やっぱり、空が明るいんだな・・・なんてあきらめないでください。

少し、時間をかければだんだん見えてきます。

会社からの帰り道、直接目に入る光をなるべく避けて、回りの人や車にも気を付けて、夜空を見上げてみてください。だんだん見えてきますよ!他にもおすすめは、もうこの時期夜もそれほど寒くないので、夜の歯磨きをベランダや庭に出てやってみませんか?

同じ時間に星を見上げていると、だんだんと星の位置や月の位置や形が変わっていくのがわかるようになりますよ!

川柳:目を慣らし だんだん増える 星の数


by sb-see | 2016-05-04 05:11 | 星空リビング