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【2016年8月6日(土曜日) 「日本の七夕のお話」】

宙の学校校長 プラネタリウム・プランナーのかわいじゅんこです!

さて、いよいよ伝統的七夕が近づいています。今年は89(火曜日)です。晴れるといいですね。

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私は、今晴れていたらほぼ毎日天の川を見ていますから、今から楽しみです!

旧暦というのは太陰太陽暦で、明治5年まで使っていた暦です。農業をするのに適した農歴を中国から取り入れました。月と太陽の両方を使うなかなか科学的にも高度なカレンダーだったのです。

でも、新暦「太陽暦」を導入する際に、旧暦を使うことは野蛮であるというようなことを言って、一切、使わせなくしたのです。それまでは、月の形でだいたいの日にちがわかっていた人々は戸惑いました。

現在、新暦77日は梅雨のまっただ中。雨に降られる夜も多いですね。

本来の七夕は秋の行事です。旧暦の789月は秋なのです。今でいうとだいたい8910月です。そして、明日は立秋です。暦の上では秋が近づいているのですね。でも気持ちはつい先日梅雨明けしたばかりで、これからが夏よ!!!というところですが。

「古事記」に天若日子(あめのわかひこ)」の逸話の中に「弟棚機(おとたなばた)=機織りの乙女」という言葉が出てきます。この神話が後に変化して、室町時代には「天雅彦草子(あめのわかひこぞうし)」として、語られました。

海底の竜王と結婚した乙女が、天に昇った夫を追って天上へ行き、様々な試練をの乗り越えるお話です。

ある長者の家に、蛇がやってくる。蛇の要求は、長者の娘を嫁にもらうこと。そして、それを拒めば、おまえを食ってしまう、と脅すのだ。長者には娘が三人いるが、上の二人は当然、蛇の嫁になることを拒み、心優しい末娘だけが、「お父様のためならば」と、蛇に嫁ぐことに首肯する。蛇が指定した通り、川のそばに建てられた小さな小屋で、一人、娘が怯えながら待っていると、蛇がやってきて、自分の頭をちょんぎるようにと教える。娘が、小さな鋏で、言われたとおり蛇の頭を切ると、蛇は美しい男の姿になり、そして、「自分は天稚彦である」と名乗るのだ。

娘と天稚彦は楽しい日々を送るが、ある日、稚彦は、「用事があって天に帰らねばならない。もし、待っても帰ってこなければ、尋ねてくるように」と告げて旅立ってしまう。そして、約束の37日目が過ぎても稚彦が戻ってこないので、娘も稚彦を探しに旅立つことになる。空に上り、出会ったのは、ゆうづつ(金星)、箒星(彗星)、昴など。

星たちに、稚彦の居場所を教わり、遂に夫の家を尋ねあてる。しかし、稚彦の父親は鬼であり、人間の娘を嫁として認めない。あまつさえ、嫁として認めて欲しくば、百足の蔵で一晩過ごすように、などと難問をつきつけるのだ。しかし、娘が天稚彦から譲り受けた袖を「天稚彦の袖」と言いながら振ると、百足は刺すことをしない。そこで、鬼は次々といろいろな難問を出すが、それも、娘は天稚彦の袖を使い、やすやすとクリアしてしまう。とうとう娘を嫁として認めざるを得なくなった鬼は、「月に一度だけなら逢瀬を許す」と告げるのだが、娘は「年に一度」と聞き間違えてしまう。そこで鬼が、「それでは年に一度だ」と、瓜を地面に打ち付けると、大水が沸き出で、天川となった。そんな理由で、娘と稚彦は年に一度、7月7日の晩だけ逢瀬を楽しむことができるのである。

川柳: 天の川 川かミルクか 瓜の水



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by sb-see | 2016-08-07 22:51 | 星空リビング